操作マニュアル
メールソフトの設定方法(Office Outlook 2016)
Office OutlookはWindows版のMicrosoft Officeに含まれている電子メール機能が実装された個人情報管理ソフトウェアです。
Office Outlook 2016の場合、同じプロファイルに同一アカウント(メールアドレス)は登録することがでないため、同じメールアドレスが設定されているかどうか確認の上、いずれかの方法で設定を行ってください。
設定方法(同じメールアドレスがOffice Outlook 2016 に設定されていない場合)
- Office Outlook 2016を起動します。
- メニューの[ファイル] → [情報] → [アカウントの追加]からメールアカウント追加の設定画面を表示します。メールアドレスを入力し、“詳細オプション”をクリックして表示される“自分で自分のアカウントを手動で設定”にチェックを入れ、[接続]ボタンをクリックします。
- “アカウントの種類を選択”画面で「POP」を選択します。
“POPアカウントの設定”画面で各項目を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
■暗号化接続の場合(推奨)
【受信メール】
・メールサーバー
暗号化接続の場合の受信メールサーバー名(mx00.xxxx-xx.net)を入力します。
・ポート
暗号化接続の場合の受信メールサーバーのポート番号(995)を入力します。
・このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要
チェックを入れます。
・セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要
チェックを外します。
【送信メール】
・メールサーバー
暗号化接続の場合の送信メールサーバー名(mx00.xxxx-xx.net)を入力します。
・ポート
暗号化接続の場合の送信メールサーバーのポート番号(587)を入力します。
・暗号化方法
「自動」を選択します。
・セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要
チェックを外します。
■通常接続の場合(暗号化接続を行わない場合)
※プロバイダーのメール制限によりエラーが生じる場合は上記の「暗号化接続の場合」の設定を行ってください。
【受信メール】
・メールサーバー
通常接続の場合の受信メールサーバー名(mail.ドメイン名)を入力します。
・ポート
通常接続の場合の受信メールサーバーのポート番号(110)を入力します。
・このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要
チェックを外します。
・セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要
チェックを外します。
【送信メール】
・メールサーバー
通常接続の場合の送信メールサーバー名(mail.ドメイン名)を入力します。
・ポート
通常接続の場合の送信メールサーバーのポート番号(25)を入力します。
※ご利用のプロバイダーがOutbound Port25 Blockingを導入されている場合は、暗号化接続の設定にご変更ください。
・暗号化方法
「なし」を選択します。
・セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要
チェックを外します。- メールアドレスのパスワードを入力し、[接続]ボタンをクリックします。
- アカウントのセットアップ完了のメッセージが表示されたら設定完了です。
設定方法(同じメールアドレスがOffice Outlook 2016 に設定されている場合)
- Office Outlook 2016を起動します。
- メニューの[ファイル] → [情報] → [アカウント設定] → [プロファイルの管理] をクリックします。
※権限によって操作ができない場合は、コントロールパネルの「Mail (Microsoft Outlook 2016) (32ビット)」から同じ操作を行うことができます。
- “メール設定”画面で[プロファイルの表示]ボタンをクリックします。
- プロファイルの選択画面で該当のプロファイル(Outlookなど)をダブルクリックします。
- [電子メールアカウント]ボタンをクリックします。
- “アカウントの設定”画面の【メール】タブで[新規]ボタンをクリックします。
- “アカウントの追加(アカウントのタイプの選択)”画面で「電子メールアカウント」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
- “新しいアカウントの追加(自動アカウント セットアップ)”画面で「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択し[次へ]ボタンをクリックします。
※自動アカウントのセットアップでは詳細項目の設定ができないため手動設定を行います。 - “アカウントの追加(アカウントタイプの選択)”画面で「POPまたはIMAP」を選択し[次へ]ボタンをクリックします。
- “アカウントの追加(POPとIMAPのアカウント設定)”画面で各項目を入力します。
【ユーザー情報】
・名前
メールの送信先に表示される表示名です。任意の表示名を入力します。
・電子メールアドレス
メール管理画面で作成した「メールアドレス」を入力します。
【サーバー情報】
・アカウントの種類
POP3
・受信メールサーバー
受信メールサーバー名を入力します。
(例)
暗号化接続の場合(推奨):mx00.xxxx-xx.net
通常接続の場合:mail.ドメイン名
・送信メールサーバー(SMTP)
送信メールサーバー名を入力します。
(例)
暗号化接続の場合(推奨):mx00.xxxx-xx.net
通常接続の場合:mail.ドメイン名
【メールサーバーへのログオン情報】
・アカウント名
メール管理画面で作成した「メールアドレス」を入力します。
・パスワード
メールアドレスのパスワードを入力します。
※「メールサーバーがセキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)に対応している場合には、チェックボックスをオンにしてください」はチェックを外します。 - 次に「詳細設定」ボタンをクリックし、“インターネット電子メール設定”詳細画面で設定します。入力後[OK]ボタンをクリックしてこの詳細画面を閉じます。
※下記以外の設定については、送受信の確認後に適宜設定を行ってください。
【全般タブ】
・メールアカウント
アカウントの表示名(メールアドレスなど)を入力します。
【送信サーバータブ】
「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックを入れ、さらに、「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」にチェックを選択します。
【詳細設定タブ】
■暗号化接続の場合(推奨)
- サーバーのポート番号
・受信サーバー(POP3):995
「このサーバーは暗号化された接続(SSL)が必要」はチェックを入れます。
・送信サーバー(SMTP):587
「使用する暗号化接続の種類:“自動”または“TLS”を選択します。
- サーバーのポート番号
・受信サーバー(POP3):110
「このサーバーは暗号化された接続(SSL)が必要」はチェックを入れます。
・送信サーバー(SMTP):25
「使用する暗号化接続の種類:“なし”を選択します。
※ご利用のプロバイダーがOutbound Port25 Blockingを導入されている場合は、暗号化接続の設定にご変更ください。
- サーバーのポート番号
- “アカウントの追加(POPとIMAPのアカウント設定)”画面に戻り、全ての入力が終わったら[次へ]ボタンをクリックします。
※アカウント設定のテストを行う場合は事前に[アカウント設定のテスト]ボタンをクリックします。 - “テスト アカウント設定”画面が表示されすべてのテストがエラーなく完了したらこの画面の[閉じる]をクリックします。
- アカウントのセットアップ完了のメッセージが表示されたら[完了]ボタンをクリックします。
送受信の確認
設定したメールアドレス(自分自身)を宛先に指定して[電子メールメッセージ]を作成し、メールの[送受信]を行い、送信したメールが自分に届くかどうか確認してください。
※複数のメールアカウントを設定している場合には、どのメールアカウントで送受信を行っているか分かりにくい場合があります。その場合は、メールアカウントを指定して[送受信]を行ってください。
メールアカウントのプロパティの確認・変更
メニューの[ファイル] → [情報] → [アカウント設定] → [アカウント設定]をクリックします。
“アカウント設定”画面で作成したアカウント名を選択し、「変更」をクリックします。
【サーバーにメッセージのコピーを置く】
複数の端末で同じメールアカウントを設定し受信する場合や、複数のメールアドレスに転送し複数の端末で受信する場合は、[詳細設定]タブの「配信」の項目内の「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを外して運用すると、すべてのメールが受信できない場合があります。
その際は、1台の端末で運用する、もしくは全ての端末で「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れてメールサーバーにコピーを保存するように設定をして運用してください。
[詳細設定]タブの「配信」の項目内の「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックをするとメールの送受信を行ってもメールサーバー内にコピーが保存されます。メールサーバーの容量オーバーになる場合がありますので、メールサーバーにコピーを保存する場合は、「サーバーから削除する」の日数も合わせて設定してください。